ばっこの呟き

現役大学2年生の日常、グルメ、旅行、思うこと

【映画】青くて痛くて脆い

こんばんは、ばっこです!

最近バイトやら、遊びやらで忙しく

久しぶりのブログとなってしまいました…

 

今日、「青くて痛くて脆い」という映画を見てきました。

今回はこの映画を見て、感じたこと・影響を受けたこと

について書いていきます!

(ネタばれ注意です!!!)

 

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この映画は「君の膵臓を食べたい」でおなじみの

住野よるさん原作のもので、主演は吉沢亮さん

また他にも杉咲花さんや岡山天音さんなど

が出演しています。

 

物語は、という他人との距離を保って

自分がなるべく傷つかないように生きている

友達も少ない男子大学生が、自分の理想や意見をしっかり持ち

それに対してまっすぐに突き進もうとする

女子大学生、秋好に出会うところ

から始まります。

 

2人はしっくりくるサークルが見つからないため

自分たちで「世の中をよりよくすること」を目的とした

「モアイ」という秘密結社を作ります。

 

ここから描写は、3年後に変わります。

楓は「モアイ」を辞めており

「モアイ」もかつて楓と秋好が作ったものとは変わり

大規模な就活支援サークルへと変わり果てていました。

そして、秋好はどこにもいなくなってしまったそうです。

 

楓は秋好を奪った「モアイ」に復讐しようと決心し、

「モアイ」の闇を暴いてぶっ壊そうと計画します。

 

そしてこの物語には1つの「嘘」があり、

その「嘘」がその後の展開を左右していきます。

 

これ以上はネタバレになりかねないので

気になった方はぜひ劇場でご覧ください!

 

そして、最後まで見終わった後

ばっこは以下のことを感じました。

なりたい自分になるのは本当に難しい

楓と秋好は「モアイ」は自分がなりたい自分になれるところだと掲げていた。

この考えは秋好のものであり、楓は当初は青臭いと思っていたが

次第に自分もその青臭さに溶け込んでいた。

しかし、物語終盤、楓は自分がなりたかった自分になれていないことに気づく。

そしてなりたい自分になれた世界線を思い浮かべながら自分に失望する。

 

誰にだってなりたい自分があってそれを口にしたり

それに向かって努力することはできます。

ばっこ自身もこういう自分でありたいという理想像があります。

ただ、ふとした瞬間にその理想と乖離した現実の自分に

失望することがあったりもします。

楓だけが特別ではなく、なりたい自分に変わるのは

誰にとっても本当に難しいのだと感じました。

 

自分が都合のいい存在であってもいい

楓は秋好が自分を間に合わせの存在、つまり都合の良い存在として

扱っていたことに激怒します。秋好も否定はせず「そうかもしれない…」

とつぶやきます。否定してほしかったであろう楓は

さらに怒るというシーンがあります。

 

しかし、都合のいい存在はそんなに悪いことなのだろうかとばっこは思いました。

たしかに、他の誰でもない自分自身を必要としてくれる以上のことはありません。

ただ、時には誰しも誰でもいいからそばにいてほしかったり助けてもらいたい時があるのではないでしょうか?

そんな時にその人の力になれたり、その人に必要とされるのは相手にとって都合がよかったとしても自分の立派な存在意義になると思います。

それでも変わることができる

最後のシーンで楓は自分がとんでもないことをしてしまい、自分が大切だと思っていた秋好を傷つけてしまいます。それでも、たとえ自分がこの後傷ついたとしてもいいから秋好に声をかけて謝ろうとします。

今までの楓であったら自分が傷つかないようにここで話しかけるようなことはしなかったでしょう。つまり、ここで楓はやっと自分を少し変えることができ、なりたい自分に近づけたのではないかと感じました。

たしかに上記にもなりたい自分になることはとても難しいのではないかと述べました。しかし、それでも自分の中に理想がありそれに向かって歩み続ける限りは少しずつでもこの楓のように変わっていけるのではないかと思います。

 

この記事を読んで興味が湧いたら

是非見て感想を共有しましょう!!

 

ばーい!